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※ES情報レポートより抜粋

■社員全員に書いてもらった成功体験記

クレド作成前に、まず社員全員に成功体験記を書いてもらいました。

同社は朝・昼・夜出勤交代制の24時間稼動となっているため、社員がその意義を理解し、体験記を書き上げるのはとても大変なことでした。

しかし、小グループでのミーティングを10回も開き、社員同士が相互援助し合い、プロジェクトメンバーもサポートすることによって、全員が書き上げたのです。

成功体験記を読んだ社長は、日ごろ出てこない言葉が出てきたり、会社のことを本気で考えている社員がいたり、この会社でがんばっていくためのアプローチがあったりと、とても心に刺激を受けたそうです。

また、成功体験記を全員が書いたことにより、価値観を共有するベースができたことはとても良かったとのこと。

「お互いを知り、仲間意識も生まれた。

夢みる人、不安になる人など様々な社員がいるが、全員が何かをしなければならないという気持ちになった。

現時点から一歩前進したと思う」(米滿社長)。

 

■クレド推進プロジェクトメンバーを選出し、クレド作成へ

クレド作成のためにまず、各セクションから計7名のクレドリーダーを決めました。

クレドリーダーの選出にあたっては、米滿社長が管理職・一般社員の区別なく面白そうな人材を集めました。

時間作りはとても大変だったようですが、徐々にメンバーの意識は高まっていきました。

クレド作成のミーティングも、最初の頃は会社が日時を指定して開催していましたが、その後はメンバーが自主的に日時を決め、他の社員の協力を得て開催。全社員の成功体験記から、クレドにつながる多くのキーワードを選び出したメンバーは、個々の想いをも重ね、クレド案として書き留めていきました。

そのボリュームは、社長の「想像以上だった」そうで、プロジェクトでは、項目の絞り込みと社員に浸透しやすい表現を模索、8カ月にも及ぶ議論を重ねたのです。

ちなみに、クレド・ミーティングの際、米滿社長はいつもビデオ撮影し、各メンバーのメッセージで締めくくっていました。

その理由をお聞きすると、

「クレドを作り、ただプロジェクトメンバーの想いを伝えるだけ、カードを渡すだけでは、なかなか想いは継続的に伝わっていかない。

今いる社員をリフレッシュし、新入社員が理解を深めるために、クレド作成の頃の状況をビデオで見て、あの努力と感動を思い出し、あるいは認識して欲しい」

と語っていました。

クレドカードの形やデザインもプロジェクトメンバー苦心の作。台本印刷がメインである三交社らしく、クレドカードは台本スタイルです。

三交社のクレドは7つの柱で構成されていますが、台本の台詞のように、ついつい読み上げたくなるような仕組みになっています。

 

■盛大に「社員自身による社員のためのクレド」発表会

毎年、三交社は新年会において協力会社や顧問の先生方も招いて、事業計画の発表をします。今年の新年会では、プロジェクトメンバーの企画・演出によるクレド発表会がメインです。

メンバーや社員から発表会を盛り上げる楽しいアイデアが出てきました。例えば、発表されたクレドが社員たちの心に残るように、また「想いをかたちに」にしていくために、音楽と映像を使い、ビジュアル的にもわかり易く表現する工夫をしました。

この場において、三交社のクレドは「社員自身による社員のためのクレド」として全社員・全取引先に発信され、行動の指針、働き方の基準となったのです。

その甲斐があって、出席した協力会社などの方々から多くの賛辞が寄せられました。

「うちの会社もクレドを導入していきたいと思った。会社は何年経っても、どれだけ歴史を重ねても、常にメンテナンス、リフレッシュしなくては。そのためにもクレドは必要ですね。」

社員にとっても、すごく嬉しい、会社に誇りを感じた発表会となりました。

 

■日常業務の中に持ち込まれるクレド

現在、全セクションにクレドを持ち込んで、「『想いをかたちに』することをベースに、我々の仕事とは? 我々の仕事のルールは?というように、仕事のやり方を見直しはじめています。

「この仕事はこのようにルールづけないといけないし、(クレドを)仕事の中で、どんどん具体化していかなければならないよね』といった風に・・・」(米滿社長)

社内では、クレドを基準にした行動になっているかなど、活発な意見が出し合える環境が形成されつつあります。

2月末には、「あなたが、最も心がけたのは何番目のクレド? その理由は? そのために明日から何をすべきと考える?」といった内容の社員意識調査が行われ、その内容は冊子として全社員に配布されました。

 

■評価制度にもクレドを活用

 「仕事をクレドに合ったやり方で進めていくのは当たり前。

今後、新たに入社する社員に対する教育にもクレド活用して、会社のポリシー、行動指針を身につけてもらう。

『想いをかたちに』したクレドをしっかり伝えていきたい。

今は7つのクレドだが、まだまだ増えていくだろうし、進化していくと思う」(米滿社長)

また、クレドと人事制度とをドッキングさせて活用していくとのこと。

三交社では、夏と冬の人事評価の時期に、自己評価表を社員に提出してもらっています。

各部署リーダーによる評価と自己評価において、その社員がクレドをどのように守っているか、チェックしていくのです。

米滿社長は「評価制度にも行動にもクレドを持ち込んで、これが標準です、デフォルトです、当たり前です、としたい。

行動指針を益々強く定着させていくためにも、クレドを基準とすることは重要です」と仰っています。

 

■最後に・・・

「クレドの7番目は『私たちは、エンターテインメントを支える、スタッフの一員です。やりたい事を仕事にしている、それに誇りを持とう!』と呼びかけています。

自分はこんな仕事をしているんだと、周りに自負を持って話したい。

なんでそんなに自信があるの?

そんなときクレドを見せる。

さらに自信が持てる。

うちの会社は凄い。

そんな企業風土ににしていきたい」

と、米滿社長は力をこめて語りました。

 

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