





介護事業所の施設長、フロアリーダーの10人中9人は、このような職員のマネジメントにストレスを抱えているのではないでしょうか。実は、多様な業種にわたって400社以上の人事コンサルティング実績をもつ当社でも、介護事業所ほど職員に専門性と協調性のバランスが問われる職場はないと考えています。ご利用者様の日々の変化に最適なケアを行う専門性と、チームでサービスを提供する協調性のどちらが欠けても、介護の現場は成り立たないからです。
さて、相変わらず多くの介護事業所は人材不足、離職率の高さに悩んでいます。その原因は、低賃金、重労働にあると一般的に言われています。しかし、本当にそうなのでしょうか。もちろん、労働条件、賃金面での課題は沢山あります。国が介護労働者の処遇改善に注力していることからも明らかではあります。しかし、根本の原因は、事業所として職員の専門性と協調性のバランスを育てる働きかけが不十分なことにあるのではないかと、実は施設長自身が感じていませんか。職員の問題行動を、個々の性格が原因だと簡単に割り切ってはいませんでしょうか。
貴事業所の離職事例を思い浮かべてください。賃金が低い、介護の仕事自体が嫌だといって辞めていく職員が多いでしょうか。老人の役に立ちたい、介護の仕事をしたいと志望して入職した職員が、チームの輪になじめず辞めていく、日々のドタバタとした現場の中でどう動いてよいのかわからず辞めていく事例こそが多いのではないかと思うのです。
私達がお薦めしているES向上型労務管理は、ES(従業員満足)の考え方を軸に、スタッフが介護の仕事を通じて自律行動力(専門性)とチーム力(協調性)をバランス良く高めていくことを目的としています。
労働法に基づく働きやすい職場のルールづくりとスタッフのESを引き出すプログラムをご用意しています。

介護事業所の職員は、入職時点ですでに仕事に対する意識が高い方が多く、これからの日本の働き方を形づくっていくと考えています。実際に、日本介護協会主催「介護甲子園」のように、介護の現場から日本を元気にする取り組みもみられるようになりました。ES向上型労務管理で、スタッフの日々の行動を磨き、一人ひとりが輝く職場を創っていきましょう!
◆ 介護ビジネスの可能性
介護ビジネスの魅力はご利用者様に第二の生きがいを提供すると共に、そこで働くスタッフの人生を創っていくワクワク感です。
高度経済成長期において日本のサラリーマンが勤勉な働き方で人生を創っていったように、今後の社会成熟期において新しい働き方を創ってゆくのが介護ビジネスの分野と考えています。
◆ 私たちの姿勢
介護労働者の数は年々増加の一途をたどっており、今後240万人にも達すると言われています。介護に従事する人達が元気に働くことで、日本の未来の働くは変わっていくと考えます。
私たち有限会社人事労務は、2004年より社員のES(従業員満足)向上を中心とした人事評価制度づくり、ESコンサルティングなどを400社以上にわたり手がけてきました。
介護で働く人の激増が見込まれる今こそ、志高い介護経営者と手を取り合って、ESの考えを世に広める時と考えています。
◆ ES導入の2つのプログラム
ESとは従業員満足(EmployeeSatisfaction)のことで、施設のスタッフが仕事を通じて達成感を得られる、自己の成長を感じられることをESが高いと言っています。日々の業務を通じて自己を磨き、チーム力を高めていけるES向上のプログラムを2つご紹介します。
★プログラム1 介護事業所のための「ES向上型人事評価の作成・運用」のご提案
★プログラム2 介護事業所のための「ESクレド作成・運用」のご提案
プログラム1 介護事業所のための「ES向上型人事評価の作成・運用」のご提案
今までも評価制度を試してはきたがしっくりこなかった施設長が多いのではないでしょうか。これは、評価すること自体が目的になっているのが原因と思われます。
ES向上型の人事評価は、施設長とスタッフとが共通の目標へ向かう対話の手段として目標管理制度を導入します。また、自律型職員を育てる教育プログラムの一環として発揮能力評価シートを、職員のワークショップ形式で創り上げていきます。ご興味のある方はこちらをご覧ください。
→ 介護事業所のための「ES向上型人事評価シートの作成・運用」のご提案
プログラム2 介護事業所のための「ESクレド作成・運用」のご提案
また、介護事業所で人を育てていくには、施設内の働くルールの整備も欠かせません。
介護事業所は多様な職歴をもったパート職員が多い、夜勤など変則労働時間の管理、感染症などリスク管理等々、人をまとめあげていく上でのチャレンジングな条件が実に多くあります。
施設運営で起こる一つ一つのことに対して、ESの考えに加えて正しい労務知識によって必要なルールを整備していくのが、施設の持続可能な成長に繋がると考えます。
介護事業所にお薦めの働くルールづくりについて、Q&A方式で紹介します。
