制度と文化のAIDAで立ち上がるコミュニティ型組織
ハラスメントなど労務トラブルへの対応、採用強化のための人事施策の見直し、評価制度の刷新、DXやAI導入。 いま、中小企業の経営現場では、やるべきことが山ほどあります。 ”やらねば””するべき”という意識でそれらに対応する過程で、私たちは「どの制度が正解か」「どのルールを変えれば解決するか」とついつい正解を探る思考になりがちです。 そして、「制度は整ってきたはずなのに、なぜか現場が軽くならない」「会議は回っているのに、前に進んでいる感じがしない」。そんなモヤモヤ、違和感を抱えている経営者の方も多いのではないでしょうか。
これまで私たちは、組織を機械のようにとらえて、制度を「問題を解決する装置」として扱ってきました。 人が集まり、役割を分け、課題を設定し、原因と対策を考え、実行していく。 この考え方自体が間違っているわけではありません。ただ、それだけでは説明できないことが、実際の組織では起き続けています。
たとえば、同じ制度を入れても、うまく回る会社と回らない会社がある。同じ言葉を掲げても、現場で生きる場合と形骸化する場合がある。 そこには、「言葉になる前の空気」や「場に流れている感覚」のようなものが確かに存在しています。 コミュニティ型組織は、秩序と文化の「あいだ」にある流れを大切に共通感覚を共通認識へと確かめ合いながら、身体性を伴ったつながりを感じる豊かな場、コミュニティ型組織へと変容していきます。


コミュニティ型組織は生命体。「組織ing」つねに変化、流れている。
わたしたちは、組織を「生命体」として観てみることが大切だと考えています。 ここでいう生命体とは、何か神秘的な話ではありません。 組織には、人の感情や関係性、交わされた言葉が空気や温度として残り、それが次の行動や判断に影響を与えながら、巡るように、流れ、変化していく動的なもの=「組織ing」な存在だ、という意味です。
しかし、この「言葉になる前の感覚」は、これまで扱うのがとても難しいものでした。 違和感はあるけれど、うまく説明できない。言葉にしようとすると、評価や正解に引っ張られてしまう。結果として、表面的なスローガンだけが残り、本質的な変化に至らない。 多くの組織変革は、ここで止まってきたように思います。
そこで活きてくるのが、「組織のAIDAパワーマップ(AIDAマップ)」です。 AIDAマップは、分析ツールや合意形成のためのフレームではありません。正解を出すための場でもありません。「何となく言いづらい」「本当は引っかかっている」「でも、どう表現していいかわからない」。このように場に漂っている、「ING」という感覚、つまりまだ言葉になっていない感覚を、安全に”場に戻す”ための時間と構造です。
価値創造型AIと組織のAIDAパワーマップから湧き上がるAI駆動型組織開発
ここで、生成AIの登場が意味を持ちます。
私たちはAIを、答えを出す道具としてではなく、生成的・他者触発的に使うことを意図して現場に取り入れています。 AIに正解を判断させる機能的AIではなく、言葉になる前の感覚を、いくつかの言葉として静かに返してくれる存在として、AIに介在してもらうのです。 この点で、私たちは、AIを「価値創造型AI」と呼び、白い光を7色へとエッジイングしてくれるようなプリズムのような存在だと捉えています。
プリズムは、場にあるものを映し返すことはできる。ただし、放っておくとズレていきます。 だからこそ、誰のための場なのか、どんな問いを扱うのか、どんな関係性を大切にするのか。それを人の感覚で先に整えた上で、AIを使う必要があります。
その上で、その精度が人間性の豊かさへと貢献するのか?また、制度を壊すことがそこに存在する社員だけでなくつながりある顧客や協力先、地域を含め豊かさをもたらすのか?を感じ取り、問いかけながら制度と文化を行き来しながら変容を促していきます。
身体知を呼び覚ます道具としての生成AI
生成AIが私達のパートナーとしてこのワークショップの場に入ってきてもらう、という過程が意味を持ちます。 すると、誰かが決めた言葉ではなく、場から立ち上がる言葉が生まれます。その言葉が空気を変え、空気が次の言葉を呼ぶ。こうして、組織は少しずつ、しかし確実に変わっていきます。
「なんだかうまくまわっていかない」。
そんな違和感を抱いているとしても、組織が壊れているわけではありません。 ただ、耳を澄ます場所を失っていただけなのです。
AIにも伴走してもらいながら、組織のAIDAパワーマップを用いて、場から立ち上がる言葉に耳を澄ます。そして、組織が本来持っている力が働き出すための環境を整えていく。 この価値創造型AIと組織のAIDAパワーマップとの共創で導き出される私たちならではの組織開発。
それがAI駆動型組織開発です。
自社ならではの文化形成のツールとしてAIを迎え入れ
組織の地ならしをしながらコミュニティに変容していくお手伝いを致します。
- AIDAマップワークショップを基点とした組織改革プログラム
- AIDAマップワークショップを基点とした人事制度見直しプロジェクト
- AIと共に伴走するリーダー人材育成プログラム

