物語りクレド
職場を越えて人生というフィールドの中での経験を物語るところから、クレドづくりは始まります。
状況が変化した転機、チャレンジした機会、困難から成し遂げた過程、など、自身の経験を掘り起こし、言葉で表現したさまざまな物語から、クレドは成り立ちます。
そして、完成したクレドは、関わる一人ひとりの日々の働き・行動のガイドとして職場に作用を起こします。組織の土壌を耕し、物語りクレドを通して生まれた個々の物語を共有しながら、つながり資産を豊かにしていきます。
物語りクレドとは▼
(循環経営カレッジ「動画ラジオ 探究こんにゃく〜組織と個人と自然のあいだ〜」−”あいだを生み出す”取り組みについて聴いてみよう!の巻 より)
会議やワークショップなどのチェックインは「クレドワーク」で
自身の日常をふりかえり、印象的なできごとや周りとシェアしたいエピソードを具体的に語ります。その内容はクレドの項目とひもづけながら思い出します。
わたしが有する”つながり”やそこから生まれる作用を「アクターズマップ」で表現する
社会や組織において個々の「アクター」(人々、組織、自然物などの主体)とその間の関係・ネットワークとして捉える考え方を「アクターネットワーク理論」と言います。職場というフィールドの中で自分自身も一つのアクターとして捉え、他のアクターとの関係性や相互作用を整理し、それらがどのように働いているかを見出していくのがアクターズマップです。リーダー研修やメンター制度等の人事施策において、個々のアクター間の相互作用やつながりかたを視覚化し、組織や地域の状態を俯瞰して捉えていきます。
マインドの状態やありがとうの気持ちをオープンにシェアしていく
日々のマインドの状態を吐露しようとしたときに生じた内面の違和感・スッキリ感や、吐露した後の感覚について、自己認識を深めます。その自己認識をIRODORI会議や1on1面談でお互いにシェアしていきます。 :「ありがとうカード」のやりとりから、職場での業務の協働度合いやコミュニケーション活性度合いを分析し、ソシオグラムによって“つながりの見える化”をはかります。その結果は、IRODORI会議で共有し、チーム学習を促します。また、「ありがとうカード」のやりとりは数値化して、社内通貨制度へ活かします。
「ここ掘れワクワクジャンプワーク」で「わたし」を主語で語りながらプロジェクト活動につなげていく
クレド作成を経て“自分ごと”感が高まったメンバーが、自分たちがもつ裁量の中で役割意識をもって“こうありたい”を考え、改善活動や新たなこころみとして実行していきます。
プロジェクトメンバー一人ひとりが考えた”ここ掘れワクワクジャンプワーク“の内容を共有していき、プロジェクトの活動(こころみ)につなげていきます。
上記でご紹介しているワークは、クレド導入後の取り組みやプロジェクトミーティング、リーダー研修等のプログラムの中で実施しています。
クレド導入について詳しくは、こちらからお問い合わせください▼