有限会社 人事・労務 - 従業員満足・社員満足(ES)を向上させる人事制度
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2005年 有限会社人事・労務 10年目の決意

有限会社人事・労務
代表取締役  矢萩大輔

◆私たちは、コンサルタントの前に中小企業経営者です。

2005年10月1日現在今年で、創業10年になります。
いまでは、30名ほどの組織まで成長し、10期連続の増収増益を出すことが出来ました。しかし、振り返ってみますと、この10年の道のりは、経営を指導する立場というよりも、経営とは何かを、皆さんのような苦労を乗り越え成功を勝ち取った中小企業の社長さんに教えられることばかりで、皆さんに追いつけ、追い越せでやってきたように思います。私は、皆さん経営者と対等な立場で話ができるように、はやく、中小企業の社長さんの感覚を持ちたいと思いつづけここまできた10年だったとおもっております。

◆部下もいない人事コンサルタントでは、話にならない

きっかけは、開業当初、ある社長さんから、「矢萩さんは、どれくらい部下を抱えているの?組織をもったことも無い先生に私の苦労などわかるわけが無い。本気で、人事コンサルタントとしてやっていくのならば、部下を持ち、組織を持ちなさい」と。

設立した、会社の倒産、新商品販売の失敗をバネに

あれから10年が経ちました。私自身、社会保険労務士として、若さに任せ、都内最年少26歳で開業したものの、いわゆるカネなし、コネなし、経験なしの3拍子が揃った状態での開業でした。その後、友人と法人を立ち上げますが、足並みが揃わず解散してしまいました。
しかし、そこで知り合った社長さんや、友人達からの出資を受け再度、今の会社である、有限会社人事・労務を1998年に立ち上げました。出資を受けたお金は、弊社の賃金設計オリジナルツール「賃金士」の販売権のためにすべて商品に投資してしまいました。運転資金のことをまったく考えずのスタート。今思えばとんでもないことをしたものです。
さて、大博打にでたものの商品は素晴らしいのに、売り方がさっぱり分からず、せっかく借りた事務所も撤退、頼りにしていました、社員の方々も離脱してしまいました。
この、失敗の数年間は、友人を裏切ってしまったことの後悔、信頼して私にお金を預けてくれた仲間へ多大な迷惑をかけてしまったことなど、本当にこのままどこかにいってしまおうかというほど悩みました。

◆経営者とは、いかなるものか。

そんなさなか、中小企業診断士で、ある資格学校のマーケ-ティング担当でもある恩師との出会いがあり、「賃金士」は、業界トップのソフトに成長していきました。
私は、ここにきてやっと人を雇い経営することの大変さそして、経営とは、命がけであり、社長の人生そのものであるということを、肌身で感じることができたのです。

それと同時に、この命がけで物事に取り組むがゆえに、社会に真剣に向き合うことができる。
社長という職業は、素晴らしいという感覚をここにきてやっと持つにいたったのです。

◆事業行動の原則は、修己治人の精神

その後、1人、2人と社員や、パートナーの先生方の協力を経て、いまでは、30名ほどの組織までに発展いたしました。
わたしも、皆さんと同じ、「人」のことで悩まない日々は、ありません.そういった意味では、
やっと、わたしも、一応皆さんと同じ、中小企業の社長になれたのではないかと思うと同時に、コンサルタントの中でも、中小企業の社長さんに近い感覚を持つにいたったと自負いたしております。
私達の行動哲学は、森信三さんの言葉「修己治人」の精神です。
とにかく自分達で、実践し、納得したこと意外は、お客様に勧めないという考えを基本精神に致しております。そのためには、私たち自身が、実際はどうあれ、お客様であります、中小企業の社長さん以上に心では負けない。輝いた存在であり続けることです。

◆私たちの願いは、「社員一人ひとりの仕事を通した人生の成功」

100名、1000名を超える組織でも、私のような30名の組織でも、共通する点は、「社員の成長」、「社員一人ひとりの仕事を通しての人生の成功」に焦点をあてた組織作りであると、確信を持って言うことができます。
成果主義を中心とした組織は、もともと社員を外に目を向けさせるためのCSの要素が強い組織形態で、その考え方は、ある意味正しかったといえます.しかしそれだけでは、儲けを生みつづける安定した組織として機能しません。

◆CSよりもESを重視した「人間性尊重経営」

そこには、社内にも目を向け、社員のヤルキに焦点を当てた、ES(従業員満足・社員満足)向上のための人事制度の取組みも同時に必要なのです。ある意味、CSより、ES(従業員満足・社員満足)の取り組みのほうが、わたしには、重要であると考えております。ここ最近、ホスピタリティという言葉が、人事の世界でも目立ってまいりました。
ディズニーランドやリッツカールトンホテル、ダイキン工業など今元気な企業は、ホスピタリティということをとても大切にしております。そこには、社員一人ひとりの大切にしている価値観に焦点をあてた人間性を尊重した企業風土があります。

◆ES型人事制度を日本中に広めよう

ホスピタリティを生み出す組織とはどのような組織なのでしょうか?
ホスピタリティとは、「お客様だけが、喜ぶのでなく、社員も共に喜び、感動得ることができる状態」
まさに、CSとES(従業員満足・社員満足)は、両輪ですね。
私達が、開発しているサービスは、いままで、私たち自身が、CS偏重で人事制度を捉えていなかったかと言う自責の念をこめてすこしでも、「中小企業の社長さんと、そこで働く皆さんが、仕事を通して充実した人生を歩む」お手伝いができればという思いで、コンサルティングのサービスを日々新たを心掛け開発しております。私たちの人事制度は、導入した企業の社員さんが、いままで、日々気付かなかった職場の中の人生の宝を見つけ出すアンテナを立てさせるためのサービス商品です。ですから、私たちが作る人事制度の一つ一つのパーツには、会社での成功だけでなく、社員一人ひとりの人生の成功に結びつくように心がけて導入を進めていきます。皆さんの会社を磨き輝かせたい。皆さんの社員さんの生き生きと仕事をする姿を想像してこのサービスを日本中に広めて行きたいと考えております。

ポスト成果主義、脱成果主義といわれ始めまだ、中小企業には早すぎるとお思いの方も少なからずいるのではないかと思いますが、すこしでも我々の考えに賛同していただけるのであれば、ぜひ、ご感想をいただければ幸いです。


 

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