職務給 - 有限会社 人事・労務 

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職務給

職務給とは社内のすべての職務について、難易度や責任の度合いなどを評価して、職務によって賃金を決める方式をいいます。同一賃金同一労働の原則に立つもので、アメリカでは一般的な方式ですが、日本においては企業風土にマッチしていないこともあり、ほとんど普及していません。

職務給の実施にあたっては職務を客観的に分析し(職務分析)、それを熟練、努力、責任、作業環境などにより評価して、その評価にもとづいて賃金額を決定していきます。
職務給は仕事(職務)に対して金額が設定されているので、同じ仕事を担当するのであれば担当者に関係なく同じ金額が支給されます。この点で年齢給や職能給のような、属人的な給与決定方式とは大きく異なっています。また基本的に定期昇給という概念がなく、同じ仕事をしている間は賃金の上昇もありません。

そのようなことから職務給は、職務のローテーションを行い互いに協力し合いながらチームで仕事をする日本の企業風土には馴染みませんでした。そのため、日本でも戦後の一時期に職務給が導入されましたが、配転のたびに給与額が変わることになり、現実には範囲職務給が取られることが多くあり、本格的な職務給制度は普及しませんでした。

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