コンピテンシー - 有限会社 人事・労務 

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コンピテンシー

コンピテンシーとは高業績者に共通してみられる行動特性のことです。「ある職務の内容や仕事の役割に対して期待される成果を導く上での行動特性」などと定義されています。
高い業績を安定的に上げている社員の行動や思考の特徴を抽出し、何がその人を「仕事のできる社員」にしているのかを明らかにします。コンピテンシーを行動基準や評価基準に活用することにより、社員全体の行動の質を高め、能力評価基準を明白することができます。

コンピテンシーの歴史はハーバード大学の心理学者であるD・C・マクレランド教授のグループが、1970年代初めに米国務省から「外交官の採用時のテスト結果と、配属後の業績に相関が見られないのはなぜか?」ということに対する調査依頼で行った研究が始まりとされています。

マクレランド教授は、安定的に高業績を挙げている人(ハイパフォーマー)を抜き出し、後にBEIと呼ばれる質問手法を用いて、ハイパフォーマーの考えや行動にいくつかの共通点があることを明らかにしました。そしてその特性のことをコンピテンシーと名付けました。このときあげられた外交官の行動特性としては

1.異文化に対する感受性がすぐれ、環境対応力が高い
2,どんな相手に対しても人間性を尊重する
3.「自ら人的ネットワークを構築するのがうまい
の3点があります。

1990年頃からアメリカ企業において、職務記述書に代わるツールとしてコンピテンシーが大いに普及しました。日本においても従来の職能制度においては社員の保有能力と成果との相関関係が不明瞭なことから、より成果を導きやすい顕在化された能力の一つとしてのコンピテンシーの導入が進みました。

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